フリーエージェント社会の到来

フリーエージェント社会の到来を読みました。
著差はダニエルピンク氏。ゴア副大統領の首席スピーチライターだった人です。

最近、市場も私情も忙しくて、全然本を読めてませんでした。やっとこさこの本が読み終わったので、感想?レビューを書きたいと思います。

読書感想を書く際は、ですます調を使うのが苦手なので、生意気な形になりますがご了承ください。

題名の通りの内容で、フリーを勧めた一冊である。端的に説明すれば、「社畜達よ、フリーになろうじゃないか」といった内容。

昔(この本が刊行された日もだいぶ昔なのだが)は 、貧しかった。

貧しかったからこそ、欠乏への恐怖のために社に留まりながら一生懸命働くことに違和感はなかった。

しかし、今は違う。

生活水準が向上し、人々の発想は「欠乏への恐怖」から「快適な生活への期待」へと変わったのだと著者は書く。

そしてこの変化によって、生活の糧を稼ぐことだけが仕事の目的という方程式が崩れ、仕事にやりがいを求めるようになる人が増える。これこそが、昨今のフリーの意志そのものだろう。

証左として、僕の周りの大半の人間もフリーで仕事をしている者ばかりだ。

このようなフリーの人間達が如何に生きているのかということを、数々のフリーの猛者達のインタビューを沿えながら書かれている。ここでは割愛させていただくが、かなり参考になるインタビューばかりだった。

フリーへの勧めということは、もちろん「自由な時間」の大きいこということになる。しかし、貧困層に陥るということではない。フリーである方が社蓄よりもお金持ちになりやすいということも、本書を読めば眉唾ではないはずだ。

思い返してほしい。

数十年前に憧れだった企業のことを。

今でも憧れを持てるだろうか?僕は子供の時、ソニーやパナソニック、シャープといった家電業界がかっこいいと思っていたが、今はまったく逆だ。

株を買う気にすらなれない。

憧れの企業がしていることは、大幅な赤字を出し大量のリストラをするという愚行。

大きな企業、憧れの企業に雇用されていれば安心だといった時代なんてとっくに過ぎてしまったのだ。

今は何処に勤めようとも、リスクが付きまとっている。フリーだけが老い先不安だという思いになるわけではない。

同じリスクを背負うなら、社蓄を選ぶ理由もないはずだ。

もし、今の子供達はグリーやディエヌエーを憧れの企業としているのだとしたら、甚だ不安である。

僕はそっと、その子供達にフリーへの勧めを説くだろう。

はい、脱線してしまいましたね。

良書です。 社蓄のみなさんは是非手にとってみてください。

例えば、自殺者と出すような○民とか、嫌われ者企業の○○電力といったところに勤めている人なんかは、世間に対して後ろめたい気持ちもあり辞めたいと考えている人も少なくはないのでは?そうした人の背中を押してくれると思います。
フリーのみなさんは、フリーにとってのデメリットの解消法なども(例えば孤独感とか)書かれているので手にとってみてください。

僕は、フリーになる前に、もっともっと前に読めればよかったなと後悔しました。 こうした背中を押してくれる本っていいですよね。